車椅子の科学者がそれでもやり通した、彼の人生の生き方。
(再び卒業式の話)
From: ボラセン
こんにちは、ボラセンです。
今日はちょっとだけええ話を。笑
先日の卒業式でお偉いさんがお偉いことを話していました。
僕は割とそういうのを聞く方で、
理由はよくわからないけど偉くなってるっていうことは、
実力があったのか経験があったのかうまく世を渡ったのか(笑)、
とにかく、偉くない自分よりも確実に強キャラであるから、
その人の言葉からは盗めるものがあるんじゃないかと思って
なるべく聞くようにしています。
今回の卒業式でもぬるぬるとお偉い話を聞いていて、
僕が一つ心に残った言葉がありました。
僕の大学の学長がいつも心に留めているという、
イギリスの科学者スティーブン・ホーキング博士の言葉です。
車椅子の科学者、
知っている方もいるのではないでしょうか??
彼は、こんなことを言っていたそうです。
ホーキング博士の言葉
人生は、できることに集中することであり、
できないことを悔やむことではない
I try to lead as normal a life as possible,
and not regret the things it prevents me from doing.
多くの人は、この反対ですよね。
できないことを嘆き悲しみ、そして人生に萎えるみたいなw
では、ホーキング博士はどんな思いでこの言葉を言ったのでしょうか?
ホーキング博士の人生を追ってみたいと思います。
ホーキング博士ってどんな人?
ホーキング博士はイギリスの物理学者。現在75歳。
量子効果によってブラックホールから粒子が逃げ出すホーキング放射予想を立てています。
ちなみに学校で習いましたが、とにかく難しいです 笑
17歳の若さでオックスフォード大学に入学。
しかし、最初の2年間は講義が簡単過ぎてガン萎え。
その後気合いで馴染んで、
科学者の道に進みます。優秀。
そんなスーパー科学者ですが、
ホーキング博士は21歳でALSという平均余命5年の病気になります。
結果的にはそこから50年以上生きるという強さですが、
その人生は死と隣り合わせ。
いつ死ぬかわからないという状態で、それでも生き続けた人。
ALS以外にも、
・重篤な肺炎になり、気管手術。声を失う。
・著書「ホーキング博士、宇宙を語る」が大ヒットになり一躍有名人になったが、そのせいで学生時代に知り合い結婚した妻と距離が生まれて離婚。
・2回目の結婚をするも、奥さんから身体的虐待を受け離婚。
・・・もう、可哀想なくらいな人生。
波乱万丈。
とにかく離婚しがち。
それでもホーキング博士は前向きで、
74歳だった去年2016年、ロシアの投資家とともにスターショット計画を発表。
小型探査機を4.4光年先のアルファ・ケンタウリまで送る計画をしています。
そんなホーキング博士なのに出た言葉。
そんなホーキング博士だからこそ出た言葉。
あなたも人生に迷った時、
この言葉を思い出してください。
人生は、できることに集中することであり、
できないことを悔やむことではない