【厄年って何をするの?】今年は前厄、来年は本厄と聞いて
From: (今はまだ)ボラセン
先日、地元の友人が東京に遊びに来た。
彼女が「東京観光がしたい!」というので、
僕は明治神宮に連れて行った。
なぜ明治神宮だったのか。
理由1:僕が行きたいから(望)
理由2:その子の前の予定が原宿だったから(優)
理由3:家から電車で一本で行けて楽だから(楽)
理由4:明治神宮が東京の中心だから(嘘)
理由5:神宮では純粋な心を取り戻せるから(願)
理由6:僕の心の中の小動物が日本の平和と安寧を求めているから(神)
という有象無象な理由により明治神宮に行った。
心の綺麗な僕たちが神の寝床である境内にずんずんと進んでゆく。
・手水所をただの水やんと元も子もないことを言う
・飾られている絵馬500枚を全部見て、変なこと書いている絵馬を探し当てて嘲笑する
・おみくじの結果に対してひたすら矛盾点を突きまくる
という一通りの行為を行った後、さらに奥へ進む。
すると、横に見えた看板にこんな文字が書いてあったのを見つけた。
「厄払い」
ほう、厄払いか、、、
気にはなるけど何歳が厄なのかもよくわからないし、何をすればいいのかも全然わからん。
おみくじの矛盾点を突きまくるくせに厄払いが気になりすぎた僕たちは、
その看板をじっくりと見始めた。
厄年って何歳?(2017年版)
厄年は、数え年で考える。
男女で違う。
※
数え年:生まれた日を1歳とし、その次の年の正月になると2歳、その次が3歳、・・・と数える方法。
もし12月31日に生まれたら、次の日には2歳になる。2日で2歳となる恐ろしいシステム。
男性の場合
男性の厄は3回ある。
①ファースト厄
前厄:1994年生まれ、(数え年で)24歳
本厄:1993年生まれ、25歳
後厄:1992年生まれ、26歳
②男の本厄と呼ばれている。マジ厄。
前厄:1977年生まれ、41歳
本厄:1976年生まれ、42歳
後厄:1975年生まれ、43歳
③ラスト厄
前厄:1958年生まれ、60歳
本厄:1957年生まれ、61歳
後厄:1956年生まれ、62歳
女性の場合
女性の厄は4回ある。
①ファースト厄
前厄:2000年生まれ、(数え年で)18歳
本厄:1999年生まれ、17歳
後厄:1998年生まれ、16歳
②女性の大厄!ガチ厄。
前厄:1986年生まれ、32歳
本厄:1985年生まれ、33歳
後厄:1984年生まれ、34歳
③すぐに厄が来る
前厄:1982年生まれ、36歳
本厄:1981年生まれ、37歳
後厄:1980年生まれ、38歳
④ラスト厄
前厄:1958年生まれ、60歳
本厄:1957年生まれ、61歳
後厄:1956年生まれ、62歳
彼女はこの表に対して雑言罵倒を浴びせていた。
・何で女は4回もあるの!これは差別!!
・30代ほぼ厄じゃん。死ぬ。
・ていうかもう最初の厄終わってた
・これ、同級生の人がみんな厄ってことだよね?同級生って日本で100万人くらいいるよね?運勢決めるのザックリすぎじゃん!
そんな僕は彼女に神の言葉を送る。
・勝負は始まる前に決まってるんだよ(言葉の悪用)
・死ね
・そうだよ。お前はもう既に終わっているんだよ。
・ていうか女のピークは18歳だって中学の時の変態先生が言ってたじゃん。どうせ終わりやで
・ザックリなのはわかる。まあでも、取り敢えずお前は終わってるよ。
そんな彼女と神の言葉使いは、
その下の看板に目をうつす。
日本のあちこちの神社では厄払いをしてくれる。
ここ明治神宮でも、厄払いのシステムがあるようだ。
厄年にどんな悪いことが起こるのか、
厄払いをするとどう良くなるのか、
まるでのセールスコピーかの如く書かれた看板の下に概要が書かれていた。
厄払いっていくら掛かるの?いつお祓いできるの?
厄払いにかかるお金のことを
初穂料(はつほりょう)という。
神社によっても違うが、
明治神宮の場合は5000円で厄払いができるそうだ。
そして、厄払いは一年中いつでもOK!
1月1日〜12月31日、お祓いし放題だ。
まあでも、厄が終わる12月31日に厄払いに行くのは頭がイかれているので、
頭がイかれていない日本人は年初めに行くことが多い。
ここでも雑言罵倒野郎が雑言罵倒する。
・5000円とか高過ぎ!!お祓いって白い服来た人が紙みたいなやつフリフリするだけでしょ。
・いつでも良いって何!ただの商売だ!
明治神宮にて神の言葉使いから神へと昇華した神が言葉を送る。
・いつも韓国のアイドルのライブ見に行ってるじゃん。あれってマイク持って息吐いてクルクル回ってるだけじゃん。満足するかどうかや。神社はエンターテインメントや。
・一応言っておくけど、忘れてたら困るから言うけど、お前は終わってるからね。
そんな神がニヤリと笑って、
楽しい楽しい明治神宮探訪は終了した。
まとめ
というわけで、厄が気になる人気にならない人がいると思いますが、
これくらいは知っておこう!というものを並べてみました。
人生わりと気持ちの持ちようだったりするので、
もし気になっていたという人はこれを機に調べてみると良いでしょう!
以上、神でした。
From: 神