ボラセンのつぶやき

1年生きるたびに1年失っている感覚。終わりに近付くあなたは、何がやりたいですか?

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(卒業式開始前)

 

From: ボラセン

 

こんにちは、ボラ氏です。

今回も卒業式の話題。

 

 

なんか席配置の関係で、やたらと前の方に座って卒業式に参加。笑

きちんと友達と約束もせずフラッと参加したので

誰とも会わずソロで座ってました。笑

 

まあ大学の卒業式は一生に一回のことだし、

普段学外でも活動している自分が

思いっきり大学のイベントに浸かりこむのも悪くないかと。

何事も経験ですからね。経験こそが資産。

 

 

式が始まって、学科ごとに起立をする。

総代(各学科の学生代表)が学位などを貰う。

偉い人のお話がある。

 

そんな、どこにでもある普通の卒業式。

 

でも、

式中に実感した、いや、

実感してしまったこと、、、

 

それは、

 

段々と人生の終わりに近付いている感覚になった

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僕は22歳。

大学に入学してあっという間の4年とも言えるし、

まだ4年とも言える。

 

そりゃあ、大人から見ればまだまだ若いだろとか、

未来は明るい!みたいなことを言われるかもしれません。

 

ただ、僕は何だかそんな風には思えなかったです。

 

1年生きるたびに、1年失っているような、

そんな感覚が年々強くなっている。

 

 

僕はBUMP OF CHICKENが好きですが、

彼らの曲の中でこんな歌詞があります。

 

銀河鉄道Cメロ

人は年を取る度 終わりに近づいていく

動いていない様に見えても 確かに進んでいる

 

卒業式なのに縁起でもない話ですが(笑)、 

本当にこの感じです。

 

式中、凄く怖かった。

ああ、終わるんだなあって。

 

 

高校の頃、同級生や1個下の後輩の親が立て続けに亡くなった。

自分もそういう歳になって、いつか僕の親もいなくなってしまうのかなって。

他人事とは思えなかった。たまたま自分じゃなかっただけ。

俺はひたすら無力。

 

大学2年の頃、中学の同級生が自殺した。

原因は父親から受ける家庭内暴力の恐怖だったらしいが、詳しいことはわからない。

わからないけど、いずれにせよもうこの世にいない。

俺は何もできなかった。俺なんかに何の価値もないって嫌でも思ってしまう。

 

自分は自殺する気はさらさらないけど、それだってどうなるかわからないし、

もちろん事件事故、病気、何かしらの理由で早く死ぬかもしれない。

もしくは、自分の大切な人だってそう。

もう、終わりは他人事じゃないんだ。

 

 

だから、

ぜひあなたにも考えてもらいたいことがあります。

 

終わりに近付くあなたは、何がやりたいですか?

「明日死ぬとしたら、何をしますか・・・?」

よくある質問ですが、要はそういうことです。

 

地位や名誉、大金持ちになりたいかなんてどうでも良くて、

そんなことよりも「後悔のない死に方」をあなたにはしてもらいたい。

 

 

・・・しかし、

この質問には一つ問題があります。

 

「明日死ぬとしたら、何をしますか・・・?」という問いには

明日パパッと出来ることしかできないということ。

 

やりたいことが明日すぐ出来るとは限らないですよね。。

 

 

例えば、「もしあなたが1週間後に死ぬとしたら?」

今の状態で1週間頑張ったらギリ出来そうな夢であれば

やりますよね??

 

そのためにキッチリと戦略を立てて、計画を立てて、

めっちゃ頑張る。

 

もしめっちゃ頑張ったら、1週間じゃなく5日目で死んだとしても、

やらないよりは後悔しないはず。

 

 

じゃあ、それが1年掛かるなら?

10年掛かるなら?

・・・同じことです。

 

 

必死で悩んで、進んでみて、でも戻ってみて、

でも結局時は進んでいて、

そんな感じでもがいてみる人生も悪くはありません。

 

 

ももがき続けて悩み続けています。

 

僕は今はエンジニア、デザイナーなど

自分のやりたいことが出来るようなキャリアプランの相談を受けています。

 

実際この1年ちょい、理系の大学生向けにそんな勉強会もやってきました。

参加者は100人をゆうに超えています。

 

それでも、卒業式にこれだけの理系学生が来てほとんど知らないとなると、

ああ、もうちょっと出来たのかなって自責の念に駆られたりします。

機会を与えられないまま、こんだけの人数が早くも社会に出てしまったなんて思ったり。

 

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(後ろを振り返れば理系学生約1万人。全然リーチ出来てねぇと愕然とします。)

 

ただ、この1年間色々と活動して様々な方とお会いしましたが、

エンジニアにしろデザイナーにしろ、

ポテンシャルはあるのに、やはりもったいないなという人が多いです。

 

僕自身は全然ダメ野郎だし、まだまだ将来を迷うクズ人間だけれど、

少なくとも僕よりも後ろの段階で、

あなたのやりたいことを諦めて欲しくない。

これだけはハッキリと言えます。

 

 

 

ぜひ、あなたも「終わり」を想像してみてください。

僕も引き続き、真っ当に悩ませてもらいます。笑

 

一緒に考えましょう!