大企業って本当に安定しているの??40年前(入社時から)と現在(定年まで)をガチ分析してみた。
調べる前に、前提条件を確認!
そもそも、「大企業」って何だろう・・・?
おなじみのWikipedia先生によると、
大企業
=中小企業の基準を超える企業
と出てきた。
知ってた。
なので(笑)、
ここでは「売上高」で考えてみました!
売上が大きい=事業規模がでかいですよね。
その中で上位の企業を検証してみましょう!
さらにさらに、
世の中にはありがたい話があるもので、
総務省の統計局さんが企業の統計を出してくれています。
これは激アツ。
このページを元にします。
じゃあ、いつの時代を考えよう?
よく、「働くのは40年」という言葉を聞きます。
大学卒業して、定年までおよそ40年。
やっぱり、定年くらいまでは気になりますよね?
なので、今から約40年前、
1980年のデータと現在とを比較してみましょう!
1980年の売上企業ランキング
時はバブル前。
当時の売上ランキングはこんな感じでした!
今でも残っている企業もありますが、
「聞いたことない・・・」という企業もあるはず。
40年前だと、こんなランキングとなります。
ちなみに、
この20社は現在どうなっているのか??
調べてみました!!
1980年の売上上位企業の今
うおおおお、、、
栄枯盛衰ありますね、、、
ポイントがいくつかありそうです。
①商社の衰退
昔は総合商社が軒並み上位に入っていましたが、
現在はなかなか渋い。
消滅した商社も多く、
残っていても上図のように赤字決算となっているところもかなり多いです。
決算自体は石油価格の問題だったりするので判断材料としては微妙ですが、
売上高が下がっているのはイコール事業規模の縮小と言えます。
②合併が非常に多い
上の企業20社を見るとわかるように、
合併が非常に多くなっています。
20社中、実に8社。
合併するということは、
リストラがあったり、配置転換が起きたり、企業文化が変わるということを意味します。
それが良いかどうかは個人によりますし、合併の成功失敗は企業それぞれですが、
少なくとも40年間同じ環境ということは無さそうです。
③職種によって売上の増減がある
あとでも示しますが、
例えばトヨタや日産、日立製作所などのモノづくり系企業が現在上位を占めています。
一方、先ほどのように商社は落ちています。
つまり、
どんな職種かの選択によって決まってくるということです。
さて、ただの学生にそれが判断できるのか・・・
割と運ゲーだななんて考えるとちょっと怖くなったりします。
ちなみに、2016年の結果はこのようになっています。
2016年の売上企業ランキング
だいぶ変わりましたね・・・
1980年と比べると大きく企業のラインナップが変わっています。
ぜひ、見比べてみてください。
大切なこと
ここで、一つ考えてもらいたいことがあります。
それは、、、
現在大企業だからといって、定年まで安定とは限らない!!
ということです。
1980年の上位企業が、現在では大きく変わっていました。
では、現在の大企業は40年後どうなるか・・・?
・・・もう、答えはわかりますよね!
「安定」を理由に大企業を選ぶと、後悔するかもしれません。
あなたのキャリアの基準は何か、そのために何を考えるべきか、
もう一度、考えてみる必要がありそうです。
p.s. (2018年4月更新)
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