ボラセンのつぶやき

就活で大手メーカーを考えている就活生へ。社員の多くが死んだ目をしているが、君は大丈夫だろうか。

大きな夢を抱いて就職しても、
やりたい仕事ができる
エンジニアは一握り。
多くの人は不満を抱きながら
現状に甘んじ
生活のため惰性で働く、、、

 

 

From: ボラセン

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僕の友人がこの前、大手メーカーの2週間インターンシップに行った。
三菱重工的な、日立製作所的な、それくらいのガチ大手。

 

 

彼はとても楽しみだったらしい。


そりゃそうだ、
自分のやりたいエンジニア職だったし、
規模の大きい仕事ができるし、
商品自体ファンだったらしいし、

さぞ良い職場だろう!と考えていたそうだ。
将来ここで働けたらなぁ、インターンで就職決まっちゃわないかな!なんて話していた。
僕も「行っちゃえ行っちゃえ!!」って煽りまくってた。笑

 

 

そして2週間後、学校で久々に再会した。
僕も気になっていたから、すぐに感想を聞いてみた。

 

僕「どうだった??楽しかった??」

 

すると、彼はうつむきながら、こう答えた。

 

 

友人「・・・あそこに入ったら、俺も死んだ目になるかもしれない。」

 

大手メーカーの多くの社員は惰性で働いている。

最近は選考を兼ねた1dayのインターンも流行っているようだが、


いわゆる「会社の雰囲気」を見るには数週間以上のインターンに行く、もしくはその会社と共同で企画・イベントをやること、
つまり、共に一つのプロジェクトをやることが一番効果的。

 

 

友人は、2週間ガッツリ仕事をやってきたそうだ。

 

しかし、半分以上の社員が机でボーッとしているか、仕事しているフリをしていたらしい。しかもみんな30代以上。

 

何度も言うが、
超大手、である。

 

 

じゃあ、誰も何もやっていないのか?
そうではない。じゃなきゃ会社は潰れる。

 

結果を出しているのは、ごく一部のスーパーエンジニア。
仕事ができるエンジニアが身を粉にして残り全員分の結果を出している。

 

 

そんな彼らも、正当な評価がされているかと言えば疑問だ。
先日、こんな記事が出た。

anond.hatelabo.jp

 

ぜひ読んでほしい。大手メーカーの現状が余すところなく載っている。

 

僕も友人も願っていた。
大手「メーカー」というくらいなんだから、
作り手=エンジニアが重宝されているんだろう、と。

 

しかし、残念ながらそんなことはない。

 

 

 

ちなみに、冒頭の言葉は
この本の帯の言葉だ。

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(コピーライティングを強化している僕は「このコピー強い・・・!!!」という思いの方が先行してしまったがw)

 

大きな夢を抱いて就職しても、
やりたい仕事ができる
エンジニアは一握り。
多くの人は不満を抱きながら
現状に甘んじ、
生活のため惰性で働く・・・

 

この本は、僕の大学の生協にある本屋さん
入ってすぐのメインコーナーど真ん中に置かれている本だ。

 

こういう本をど真ん中に置けてしまう辺りが、僕が自分の大学を嫌いになれない理由でもあるのだが(笑)、それはいいとして

 

 

この言葉は、とにかく真実だ。
ちょっと足を運んでみればすぐにわかる事実。ちょっとアンテナを張っていればわかる事実。

 

あくまでエンジニアはプレイヤー。上位にいなければいないのと同じ。特に大手であればあるほど顕著だ。

 


それをどこまで理解してキャリアを考えているのか?その覚悟はできているか?


それとも、「就職に有利だから」という理由だけでその世界に足を踏み入れようとしてしまってはいないか??

 

 

僕は、確かに会社側への懐疑もあるが、
会社に入る社員(つまり学生)の側にも大いに疑問を持っている。

 

ちょっと酷い言い方だが、
自分の人生を無駄にしてしまう人間は、死んでいるのと同義。
そりゃあ、多くの不満を抱きながら現状に甘んじるよなあって思ってしまう。

 

 

ちなみに、本当にエンジニアになりたい君へ

スーパーエンジニアは、作るのが大好き。
例えばプログラミングのエンジニアであれば、今のこの瞬間であってもプログラムを考えているだろう。

 

 

前に会った情報オリンピック入賞者の高校1年生は
毎日15時間プログラムをやっていたそうだ。
とか言いながら嘘じゃねえかと思って(失礼)、
Twitterを教えてもらいフォローすると、


本当に1日中様々なコードや課題を仲間とシェアしまくっていた。
(ガチで1日中だから、ちょっとうざくてミュートした 笑)

 

 

それくらい、ガンガン取り組もう。
それでも現役スーパーエンジニア、未来のスーパーエンジニアはこれを楽しんでやっている。

 

 

今日は厳しい話だったけど、
もう僕たちも大人だからリアルな社会の話を考えてみた。

みんなが幸せになれる社会を願って。

 

 

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